概要
試験の内容
本年の筆記試験合格者及び前年の筆記試験合格者で本年の筆記試験免除の申請をした者に対して行われます。
● 海事法令
「船舶法」
「船舶安全法」
「船員法」
「船舶職員及び小型船舶操縦者法」
※筆記試験及び口述試験の回答に当たり適用すべき法令等は、受験年の年4月1日現在において施行されているものとします。
受験地
国土交通省(東京都)
※建物の中も寒いので防寒対策が必要!
早めに宿を確保しておきましょう。
試験日程
平成28年11月28日(月)※ 10:00~17:00(タイムテーブルは口述試験の案内に入っています。)
※日付はすべて平成28年のものです。受験年の試験日程については各自でご確認ください。
試験形式
問題数と配点
1科目5問(または6問)の10点満点。
※1問(配点2点)X5=10点か?
船舶安全法は6問出題(平成28年)されたので上記の数式は当てはまらず配点の詳細は不明です。
(平成28年の口述試験の問題数) 「船舶法」5問 「船舶安全法」 6問 「船員法」5問 「船舶職員及び小型船舶操縦者法」5問 |
採点方法
3段階……(推測や噂)
0点 | 答えることができない。誤答。 |
1点 | 部分点 |
2点 | 完答 |
…と思われる。(すべては推測や噂とお考え下さい。)
合格基準
4科目の総得点 40 点の 60 パーセント以上の得点をあげた者。
所感
試験が近づくにつれて、「出題傾向が突然大きく変わっていたらどうしよう」とか、「頭の中が真っ白になって本来の力を発揮できないんじゃないか」など、いろいろと余計なことを考えてしまいます。
それに加えて、試験会場は上記の懸念による不安を助長し増幅させかねない非日常空間である国土交通省内の会議室です。
口述試験では、学力的には合格できそうな筆記試験の合格者のうち2〜3割が落ちてしまいます。その大半は、準備不足又は安易に考えて油断した結果ではないかと思いますが。
年に1回、この瞬間(僅か12分間)のためだけに、貴重な平日の1日を潰して、また地方の受験者は更に多額の交通費を使ってわざわざ国土交通省に出頭するわけですから、プレッシャーに負けず一発合格したいものです。
口述試験において勿体ない失敗や致命的なミスをしないためには、状況がどうあれ如何に自分の心の恒常性を保てるかがとても大切です。場所や雰囲気などの違いによって結果が左右されそうな現地思考型より来た球をただ機械的に打ち返すような脳の状態にあまり依存しない解答法(仮にここでは脊髄反射型とします)が無難な気がします。
この脊髄反射型のアウトプット訓練は繰り返しが命です。毎日欠かさず試験当日まで続けましょう。非日常的で異常な状況においてもきっと落ち着いて本来の力を発揮できる筈です。
試験開始直前は、やはり極度の緊張と強い不安感に襲われました。しかし試験開始後は、それに潰されないほどのアウトプット訓練(脊髄反射型解答法)によってパニックになったり、頭が真っ白になることはありませんでした。
繰り返しになりますが確実に合格するためには、筆記試験に合格してから対策するのではなく1日でも早く始めて、まるで生活の一部の行為のように欠かさずしつこく口述試験の模擬練習を繰り返すことが大切だと考えます。
出発時(before)
体力 | ♥♥♥♥♥ |
気力 | ♥♥♥♥♥ |
お金 | ♥♥♥♡♡ |
☟
帰宅時 (after)
体力 | ♥♥♥♥♡ |
気力 | ♥♡♡♡♡ |
お金 | ♡♡♡♡♡ |
合格者の発表
口述試験終了後20日以内に、官報において受験番号を公示し、本人には合格証書を送付されます。
※日付はすべて平成28年のものです。受験年の試験日程については各自でご確認ください。
試験日前日に、日本海事代理士会 口述試験直前対策セミナーが開催されています。(現時点では、平成30年の開催の有無は不明です。昨年は10月初旬に日本海事代理士会のホームページにセミナー開催のお知らせが掲載されました。参加希望の方はチェックしてみてください。)
◆海事代理士試験のテキストを紹介しています。◆