もくじ
教科の目標
小学校理科の教科の目標は,以下のとおりである。
〖 ㋐ 〗に親しみ,理科の見方・考え方を働かせ,〖 ㋑ 〗をもって観察,実験を行うことなどを通して,自然の事物・現象についての問題を〖 ㋒ 〗に解決するために必要な〖 ㋓ 〗・〖 ㋔ 〗を次のとおり育成することを目指す。
〖 ㋐ 〗自然〖 ㋑ 〗見通し〖 ㋒ 〗科学的〖 ㋓ 〗資質〖 ㋔ 〗能力
(1) 自然の〖 ㋐ 〗・〖 ㋑ 〗についての理解を図り,観察,実験などに関する〖 ㋒ 〗を身に付けるようにする。
(2) 観察,実験などを行い,〖 ㋓ 〗の力を養う。
(3) 自然を〖 ㋔ 〗や〖 ㋕ 〗に問題解決しようとする態度を養う。
〖 ㋐ 〗事物〖 ㋑ 〗現象〖 ㋒ 〗基本的な技能〖 ㋓ 〗問題解決〖 ㋔ 〗愛する心情〖 ㋕ 〗主体的
第3学年の目標
(1) 物質・エネルギー
① 物の性質,〖 ㋐ 〗の力の働き,〖 ㋑ 〗の性質,磁石の性質及び電気の回路についての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
② 〖 ㋒ 〗の性質,風とゴムの力の働き,光と音の性質,〖 ㋓ 〗の性質及び電気の回路について追究する中で,主に〖 ㋔ 〗や共通点を基に,問題を〖 ㋕ 〗を養う。
③ 物の性質,風とゴムの力の働き,光と音の性質,磁石の性質及び〖 ㋖ 〗について〖 ㋗ 〗する中で,〖 ㋘ 〗に問題解決しようとする〖 ㋙ 〗を養う。
〖 ㋐ 〗風とゴム〖 ㋑ 〗光と音〖 ㋒ 〗物〖 ㋓ 〗磁石〖 ㋔ 〗差異点〖 ㋕ 〗見いだす力〖 ㋖ 〗電気の回路〖 ㋗ 〗追究〖 ㋘ 〗主体的〖 ㋙ 〗態度
(2) 生命・地球
① 〖 ㋐ 〗,太陽と地面の様子についての理解を図り,観察,実験などに関する〖 ㋑ 〗を身に付けるようにする。
② 身の回りの生物,〖 ㋒ 〗と地面の様子について追究する中で,主に差異点や〖 ㋓ 〗を基に,問題を見いだす力を養う。
③ 身の回りの生物,太陽と〖 ㋔ 〗の様子について追究する中で,生物を〖 ㋕ 〗する態度や主体的に〖 ㋖ 〗しようとする態度を養う。
〖 ㋐ 〗身の回りの生物〖 ㋑ 〗基本的な技能〖 ㋒ 〗太陽〖 ㋓ 〗共通点〖 ㋔ 〗地面〖 ㋕ 〗愛護〖 ㋖ 〗問題解決
第4学年の目標
(1) 物質・エネルギー
① 〖 ㋐ 〗,水及び金属の性質,〖 ㋑ 〗の働きについての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
② 空気,〖 ㋒ 〗及び金属の性質,電流の働きについて追究する中で,主に既習の内容や〖 ㋓ 〗を基に,〖 ㋔ 〗のある予想や仮説を〖 ㋕ 〗を養う。
③ 空気,水及び〖 ㋖ 〗の性質,電流の働きについて追究する中で,〖 ㋗ 〗に問題解決しようとする態度を養う。
〖 ㋐ 〗空気〖 ㋑ 〗電流〖 ㋒ 〗水〖 ㋓ 〗生活経験〖 ㋔ 〗根拠〖 ㋕ 〗発想する力〖 ㋖ 〗金属〖 ㋗ 〗主体的
(2) 生命・地球
① 〖 ㋐ 〗と運動,〖 ㋑ 〗や植物の成長と環境との関わり,雨水の行方と地面の様子,〖 ㋒ 〗,月や星についての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
② 人の体のつくりと運動,動物の活動や〖 ㋓ 〗と環境との関わり,〖 ㋔ 〗と地面の様子,気象現象,月や〖 ㋕ 〗について追究する中で,主に既習の内容や生活経験を基に,根拠のある予想や〖 ㋖ 〗を〖 ㋗ 〗を養う。
③ 人の体のつくりと運動,動物の活動や植物の成長と環境との関わり,雨水の行方と〖 ㋘ 〗の様子,気象現象,〖 ㋙ 〗や星について追究する中で,生物を〖 ㋚ 〗する態度や〖 ㋛ 〗に問題解決しようとする態度を養う。
〖 ㋐ 〗人の体のつくり〖 ㋑ 〗動物の活動〖 ㋒ 〗気象現象〖 ㋓ 〗植物の成長〖 ㋔ 〗雨水の行方〖 ㋕ 〗星〖 ㋖ 〗仮説〖 ㋗ 〗発想する力〖 ㋘ 〗地面〖 ㋙ 〗月〖 ㋚ 〗愛護〖 ㋛ 〗主体的
第5学年の目標
(1) 物質・エネルギー
① 物の〖 ㋐ 〗,振り子の運動,電流がつくる〖 ㋑ 〗についての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
② 物の溶け方,〖 ㋒ 〗の運動,電流がつくる磁力について追究する中で,主に〖 ㋓ 〗や仮説を基に,解決の方法を〖 ㋔ 〗を養う。
③ 物の溶け方,振り子の運動,〖 ㋕ 〗がつくる磁力について〖 ㋖ 〗する中で,主体的に〖 ㋗ 〗しようとする〖 ㋘ 〗を養う。
〖 ㋐ 〗溶け方〖 ㋑ 〗磁力〖 ㋒ 〗振り子〖 ㋓ 〗予想〖 ㋔ 〗発想する力〖 ㋕ 〗電流〖 ㋖ 〗追究〖 ㋗ 〗問題解決〖 ㋘ 〗態度
(2) 生命・地球
① 〖 ㋐ 〗,流れる水の働き,〖 ㋑ 〗の規則性についての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
② 生命の連続性,〖 ㋒ 〗の働き,気象現象の規則性について追究する中で,主に予想や〖 ㋓ 〗を基に,解決の方法を発想する力を養う。
③ 生命の連続性,流れる水の働き,気象現象の規則性について追究する中で,生命を〖 ㋔ 〗する態度や主体的に問題解決しようとする態度を養う。
〖 ㋐ 〗生命の連続性〖 ㋑ 〗気象現象〖 ㋒ 〗流れる水〖 ㋓ 〗仮説〖 ㋔ 〗尊重
第6学年の目標
(1) 物質・エネルギー
① 〖 ㋐ 〗の仕組み,〖 ㋑ 〗の性質,てこの規則性及び電気の性質や働きについての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
② 燃焼の仕組み,水溶液の性質,〖 ㋒ 〗の規則性及び〖 ㋓ 〗の性質や働きについて追究する中で,主にそれらの〖 ㋔ 〗や性質,規則性及び働きについて,より〖 ㋕ 〗な考えをつくりだす力を養う。
③ 燃焼の仕組み,水溶液の性質,てこの〖 ㋖ 〗及び電気の性質や働きについて追究する中で,〖 ㋗ 〗に問題解決しようとする態度を養う。
〖 ㋐ 〗燃焼〖 ㋑ 〗水溶液〖 ㋒ 〗てこ〖 ㋓ 〗電気〖 ㋔ 〗仕組み〖 ㋕ 〗妥当〖 ㋖ 〗規則性〖 ㋗ 〗主体的
(2) 生命・地球
① 〖 ㋐ 〗と働き,生物と〖 ㋑ 〗との関わり,土地のつくりと変化,〖 ㋒ 〗の見え方と太陽との〖 ㋓ 〗についての理解を図り,観察,実験などに関する〖 ㋔ 〗を身に付けるようにする。
② 生物の体のつくりと働き,生物と環境との関わり,〖 ㋕ 〗と変化,月の形の見え方と〖 ㋖ 〗との位置関係について追究する中で,主にそれらの働きや関わり,〖 ㋗ 〗及び関係について,より妥当な考えをつくりだす力を養う。
③ 生物の体のつくりと働き,生物と環境との関わり,土地のつくりと変化,月の形の見え方と太陽との位置関係について追究する中で,生命を〖 ㋘ 〗する態度や主体的に問題解決しようとする〖 ㋙ 〗を養う。
〖 ㋐ 〗生物の体のつくり〖 ㋑ 〗環境〖 ㋒ 〗月の形〖 ㋓ 〗位置関係〖 ㋔〗基本的な技能〖 ㋕ 〗土地のつくり〖 ㋖ 〗太陽〖 ㋗ 〗変化〖 ㋘ 〗尊重〖 ㋙ 〗態度
第3学年の内容
A 物質・エネルギー
(1) 物と重さ
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 物は,① が変わっても重さは変わらないこと。
(イ) 物は,② が同じでも重さは違うことがあること。
イ 物の形や体積と重さとの関係について追究する中で,差異点や共通点を基に,物の③ についての問題を見いだし,表現すること。
(2) 風とゴムの力の働き
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 風の力は,物を動かすことができること。また,風の力の① を変えると,物が動く様子も変わること。
(イ) ゴムの力は,物を動かすことができること。また,ゴムの力の① を変えると,物が動く様子も変わること。
イ 風とゴムの力で物が動く様子について追究する中で,差異点や共通点を基に,風とゴムの力の働きについての問題を見いだし,表現すること。
(3) 光と音の性質
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 日光は① し,集めたり② させたりできること。
(イ) 物に日光を当てると,物の明るさや③ が変わること。
(ウ) 物から音が出たり伝わったりするとき,物は④ いること。また,音の大きさが変わるとき物の⑤ が変わること。
イ 光を当てたときの明るさや暖かさの様子,音を出したときの震え方の様子について追究する中で,差異点や共通点を基に,光と音の⑥ についての問題を見いだし,表現すること。
(4) 磁石の性質
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 磁石に引き付けられる物と① 物があること。また,磁石に近付けると② になる物があること。
(イ) 磁石の③ は引き合い,同極は退け合うこと。
イ 磁石を④ の物に近付けたときの様子について追究する中で,差異点や共通点を基に,磁石の性質についての問題を見いだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(2) 内容の「A物質・エネルギー」の (4) のアの (ア) については,磁石が物を引き付ける力は,磁石と物の① によって変わることにも触れること。
(5) 電気の通り道
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 電気を通す① と通さない① があること。
(イ) 電気を通す物と通さない物があること。
イ 乾電池と② などの① と乾電池につないだ物の様子について追究する中で,差異点や共通点を基に,電気の③ についての問題を見いだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(1) 内容の「A物質・エネルギー」の指導に当たっては,3種類以上のものづくりを行うものとする。
B 生命・地球
(1) 身の回りの生物
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 生物は,色,形,大きさなど,① に違いがあること。また,周辺の② と関わって生きていること。
(イ) 昆虫の育ち方には一定の③ があること。また,④ の体は頭,胸及び腹からできていること。
(ウ) 植物の育ち方には一定の③ があること。また,その体は根,茎及び葉からできていること。
イ ⑤ の生物の様子について追究する中で,差異点や共通点を基に,⑤ の生物と環境との関わり,昆虫や植物の成長のきまりや体のつくりについての問題を見いだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(3) 内容の「B生命・地球」の (1) については,次のとおり取り扱うものとする。
ア アの (イ) 及び (ウ) については,飼育,① を通して行うこと。
イ アの (ウ) の「植物の育ち方」については,夏生一年生の② 植物を扱うこと。
(2) 太陽と地面の様子
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 日陰は太陽の光を遮るとでき,日陰の位置は太陽の① の変化によって変わること。
(イ) ② は太陽によって暖められ,日なたと日陰では② の暖かさや湿り気に違いがあること。
イ 日なたと日陰の様子について追究する中で,差異点や共通点を基に,太陽と地面の様子との関係についての問題を見いだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(4) 内容の「B生命・地球」の (2) のアの (ア) の「太陽の位置の変化」については,東から南,西へと変化することを取り扱うものとする。
また,太陽の位置を調べるときの方位は東,西,南,北を扱うものとする。
第4学年の内容
A 物質・エネルギー
(1) 空気と水の性質
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 閉じ込めた空気を圧すと,体積は① なるが,圧し返す力は② なること。
(イ) 閉じ込めた空気は圧し縮められるが,③ は圧し縮められないこと。
イ 空気と水の性質について追究する中で,既習の内容や生活経験を基に,空気と水の④ や圧し返す力の変化と圧す力との関係について,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
(2) 金属,水,空気と温度
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 金属,水及び空気は,温めたり冷やしたりすると,それらの① が変わるが,その程度には② があること。
(イ) ③ は熱せられた部分から順に温まるが,水や④ は熱せられた部分が移動して全体が温まること。
(ウ) 水は,温度によって⑤ や氷に変わること。また,水が氷になると体積が⑥ こと。
イ 金属,水及び空気の性質について追究する中で,既習の内容や生活経験を基に,金属,水及び空気の温度を変化させたときの体積や状態の変化,熱の⑦ について,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
(3) 電流の働き
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 乾電池の数やつなぎ方を変えると,電流の大きさや① が変わり,豆電球の明るさや② の回り方が変わること。
イ ③ について追究する中で,既習の内容や生活経験を基に,電流の大きさや向きと乾電池につないだ物の様子との関係について,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(1) 内容の「A物質・エネルギー」の (3) のアの (ア) については,直列つなぎと① つなぎを扱うものとする。
(内容の取扱い)
(2) 内容の「A物質・エネルギー」の指導に当たっては,2種類以上のものづくりを行うものとする。
B 生命・地球
(1) 人の体のつくりと運動
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 人の体には① と② があること。
(イ) 人が体を動かすことができるのは,① ,② の働きによること。
イ 人や他の動物について追究する中で,既習の内容や生活経験を基に,人や他の動物の骨や筋肉のつくりと働きについて,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(3) 内容の「B生命・地球」の (1) のアの (イ) については,① の働きを扱うものとする。
(2) 季節と生物
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 動物の① は,暖かい季節,寒い季節などによって② があること。
(イ) 植物の③ は,暖かい季節,寒い季節などによって② があること。
イ 身近な動物や植物について追究する中で,既習の内容や生活経験を基に,④ ごとの動物の活動や植物の成長の変化について,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(4) 内容の「B生命・地球」の (2) については,1年を通じて動物の活動や植物の成長をそれぞれ2種類以上観察するものとする。
(3) 雨水の行方と地面の様子
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 水は,① 場所から② 場所へと流れて集まること。
(イ) 水のしみ込み方は,土の③ の大きさによって違いがあること。
イ ④ の行方と⑤ の様子について追究する中で,既習の内容や生活経験を基に,雨水の流れ方やしみ込み方と地面の傾きや土の粒の大きさとの関係について,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
(4) 天気の様子
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) ① によって1日の気温の変化の仕方に違いがあること。
(イ) 水は,水面や地面などから② し,水蒸気になって空気中に含まれていくこと。また,空気中の水蒸気は,③ して再び水になって現れることがあること。
イ 天気や自然界の水の様子について追究する中で,既習の内容や生活経験を基に,天気の様子や水の④ と気温や水の行方との関係について,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
(5) 月と星
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 月は日によって① が変わって見え,1日のうちでも時刻によって② が変わること。
(イ) 空には,明るさや色の違う③ があること。
(ウ) 星の集まりは,1日のうちでも時刻によって,④ は変わらないが,② が変わること。
イ 月や星の特徴について追究する中で,既習の内容や生活経験を基に,月や星の位置の変化と時間の経過との関係について,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
第5学年の内容
A 物質・エネルギー
(1) 物の溶け方
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 物が水に溶けても,水と物とを合わせた重さは① こと。
(イ) 物が水に溶ける量には,② があること。
(ウ) 物が水に溶ける量は水の③ や量,溶ける物によって違うこと。
また,この性質を利用して,溶けている物を④ ことができること。
イ 物の溶け方について追究する中で,物の溶け方の⑤ についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(2) 内容の「A物質・エネルギー」の (1) については,水溶液の中では,溶けている物が① に広がることにも触れること。
(2) 振り子の運動
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 振り子が1往復する時間は,おもりの重さなどによっては変わらないが,振り子の① によって変わること。
イ 振り子の運動の② について追究する中で,振り子が1往復する時間に関係する③ についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。
(3) 電流がつくる磁力
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 電流の流れているコイルは,鉄心を① する働きがあり,電流の向きが変わると,② の極も変わること。
(イ) ② の強さは,電流の大きさや導線の③ によって変わること。
イ 電流がつくる④ について追究する中で,電流がつくる磁力の強さに関係する条件についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(1) 内容の「A物質・エネルギー」の指導に当たっては,2種類以上のものづくりを行うものとする。
B 生命・地球
(1) 植物の発芽,成長,結実
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 植物は,種子の中の① を基にして② すること。
(イ) 植物の発芽には,水,空気及び③ が関係していること。
(ウ) 植物の成長には,日光や④ などが関係していること。
(エ) 花にはおしべやめしべなどがあり,⑤ がめしべの先に付くとめしべのもとが実になり,実の中に⑥ ができること。
イ 植物の育ち方について追究する中で,植物の発芽,成長及び⑦ とそれらに関わる条件についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(3) 内容の「B生命・地球」の (1) については,次のとおり取り扱うものとする。
ア アの (ア) の「種子の中の養分」については,① を扱うこと。
イ アの (エ) については,おしべ,めしべ,② 及び花びらを扱うこと。また,③ については,風や昆虫などが関係していることにも触れること。
(2) 動物の誕生
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 魚には① があり,生まれた卵は日がたつにつれて中の様子が変化してかえること。
(イ) 人は,② 内で成長して生まれること。
イ 動物の③ や成長について追究する中で,動物の③ や成長の様子と経過についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(4) 内容の「B生命・地球」の (2) のアの (イ) については,① の受精に至る過程は取り扱わないものとする。
(3) 流れる水の働きと土地の変化
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 流れる水には,土地を① したり,石や土などを② したり③ させたりする働きがあること。
(イ) 川の上流と下流によって,川原の石の大きさや④ に違いがあること。
(ウ) 雨の降り方によって,流れる水の速さや量は変わり,⑤ により土地の様子が大きく変化する場合があること。
イ 流れる水の働きについて追究する中で,流れる水の働きと土地の⑥ との関係についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(5) 内容の「B生命・地球」の (3) のアの (ウ) については,① についても触れること。
(4) 天気の変化
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 天気の変化は,① の量や動きと関係があること。
(イ) 天気の変化は,映像などの② を用いて③ できること。
イ 天気の変化の仕方について追究する中で,天気の変化の仕方と雲の量や動きとの関係についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。
(内容の取扱い)
(6) 内容の「B生命・地球」の (4) のアの (イ) については,① の進路による天気の変化や① と降雨との関係及びそれに伴う自然災害についても触れること。
第6学年の内容
A 物質・エネルギー
(1) 燃焼の仕組み
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) ① が燃えるときには,空気中の酸素が使われて② ができること。
イ 燃焼の③ について追究する中で,物が燃えたときの空気の変化について,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(2) 水溶液の性質
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 水溶液には,酸性,アルカリ性及び① のものがあること。
(イ) 水溶液には,② が溶けているものがあること。
(ウ) 水溶液には,③ を変化させるものがあること。
イ 水溶液の性質や働きについて追究する中で,溶けているものによる性質や働きの違いについて,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(3) てこの規則性
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 力を加える① や力の大きさを変えると,てこを傾ける働きが変わり,てこがつり合うときにはそれらの間に② があること。
(イ) 身の回りには,てこの規則性を利用した③ があること。
イ てこの規則性について追究する中で,力を加える位置や力の大きさとてこの働きとの関係について,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(4) 電気の利用
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 電気は,つくりだしたり① することができること。
(イ) 電気は,光,音,熱,運動などに② することができること。
(ウ) ③ には,電気の性質や働きを利用した道具があること。
イ 電気の性質や働きについて追究する中で,電気の量と働きとの関係,④ や蓄電,電気の変換について,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(2) 内容の「A物質・エネルギー」の (4) のアの (ア) については,電気をつくりだす道具として,手回し発電機,① などを扱うものとする。
(内容の取扱い)
(1) 内容の「A物質・エネルギー」の指導に当たっては,2種類以上のものづくりを行うものとする。
B 生命・地球
(1) 人の体のつくりと働き
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 体内に① が取り入れられ,体外に二酸化炭素などが出されていること。
(イ) 食べ物は,口,胃,② などを通る間に③ ,吸収され,吸収されなかった物は排出されること。
(ウ) 血液は,④ の働きで体内を巡り,⑤ ,酸素及び二酸化炭素などを運んでいること。
(エ) 体内には,生命活動を維持するための様々な⑥ があること。
イ 人や他の動物の体のつくりと働きについて追究する中で,体のつくりと⑦ ,消化,排出及び⑧ の働きについて,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(3) 内容の「B生命・地球」の (1) については,次のとおり取り扱うものとする。
ア アの (ウ) については,心臓の拍動と① とが関係することにも触れること。
イ アの (エ) については,主な臓器として,肺,胃,小腸,大腸,② ,③ ,心臓を扱うこと。
(2) 植物の養分と水の通り道
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 植物の葉に日光が当たると① ができること。
(イ) 根,茎及び葉には,水の② があり,根から吸い上げられた水
は主に葉から③ により排出されること。
イ 植物の体のつくりと働きについて追究する中で,体のつくり,体内の水などの行方及び④ で養分をつくる働きについて,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(3) 生物と環境
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 生物は,① 及び空気を通して周囲の環境と関わって生きていること。
(イ) 生物の間には,② という関係があること。
(ウ) 人は,③ と関わり,工夫して生活していること。
イ 生物と環境について追究する中で,生物と環境との関わりについて,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(4) 内容の「B生命・地球」の (3) については,次のとおり取り扱うものとする。
ア アの (ア) については,水が① していることにも触れること。
イ アの (イ) については,水中の小さな生物を観察し,それらが魚などの② になっていることに触れること。
(4) 土地のつくりと変化
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 土地は,礫,砂,泥,① などからできており,層をつくって広がっているものがあること。また,層には② が含まれているものがあること。
(イ) 地層は,流れる水の働きや③ によってできること。
(ウ) 土地は,③ や④ によって変化すること。
イ 土地のつくりと変化について追究する中で,土地のつくりやでき方について,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(5) 内容の「B生命・地球」の (4) については,次のとおり取り扱うものとする。
ア アの (イ) については,① の働きでできた岩石として礫岩,砂岩,泥岩を扱うこと。
イ アの (ウ) については,② についても触れること。
(5) 月と太陽
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 月の輝いている側に① があること。また,月の② の見え方は,太陽と月との③ によって変わること。
イ 月の形の見え方について追究する中で,月の位置や形と太陽の位置との関係について,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(6) 内容の「B生命・地球」の (5) のアの (ア) については,① から見た太陽と月との位置関係で扱うものとする。
指導計画の作成と内容の取扱い
1 指導計画作成上の配慮事項
(1) 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善
(1) 単元など内容や時間の① を見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,児童の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,理科の学習過程の② を踏まえ,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどの,問題を③ に解決しようとする学習活動の充実を図ること。
(2) 問題解決の力の育成
(2) 各学年で育成を目指す思考力,判断力,表現力等については,該当学年において① することを目指す力のうち,主なものを示したものであり,実際の指導に当たっては,他の学年で掲げている力の① についても十分に配慮すること。
(3) 障害のある児童への指導
(3) 障害のある児童などについては,学習活動を行う場合に生じる困難さに応じた指導内容や① の工夫を計画的,② に行うこと。
(4) 道徳科などとの関連
(4) 第1章総則の第1の2の (2) に示す① の目標に基づき,道徳科などとの関連を考慮しながら,第3章特別の教科道徳の第2に示す内容について,理科の② に応じて適切な指導をすること。
2 内容の取扱いについての配慮事項
(1) 言語活動の充実
(1) 問題を見いだし,予想や① ,観察,実験などの方法について考えたり説明したりする学習活動,観察,実験の結果を整理し② する学習活動,科学的な言葉や③ を使用して考えたり説明したりする学習活動などを重視することによって,④ が充実するようにすること。
(2) コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用
(2) 観察,実験などの指導に当たっては,指導内容に応じてコンピュータや① などを適切に活用できるようにすること。また,第1章総則の第3の1の (3) のイに掲げるプログラミングを体験しながら② を身に付けるための学習活動を行う場合には,児童の③ に配慮しつつ,例えば第2の各学年の内容の〔第6学年〕の「A物質・エネルギー」の (4) における電気の性質や働きを利用した道具があることを捉える学習など,与えた④ に応じて動作していることを考察し,更に④ を変えることにより,動作が変化することについて考える場面で取り扱うものとする。
(3) 体験的な学習活動の充実
(3) ① ,天気,川,土地などの指導に当たっては,② に出掛け地域の自然に親しむ活動や③ な活動を多く取り入れるとともに,生命を尊重し,④ の保全に寄与する態度を養うようにすること。
(4) 自然災害との関連
(4) ① ,川,土地などの指導に当たっては,② に関する基礎的な理解が図られるようにすること。
(5) 主体的な問題解決の活動の充実,日常生活や他教科等との関連など
(5) 個々の児童が① に問題解決の活動を進めるとともに,② や他教科等との関連を図った学習活動,目的を設定し,計測して③ するという考え方に基づいた学習活動が充実するようにすること。
(6) 博物館や科学学習センターなどとの連携
(6) 博物館や① などと連携,協力を図りながら,それらを積極的に活用すること。
3 事故防止,薬品などの管理
観察,実験などの指導に当たっては,① に十分留意すること。また,② に十分配慮するとともに,③ についても適切な措置をとるよう配慮すること。