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もくじ
教科の目標
小学校の外国語の目標は,以下のとおりである。
外国語による〖 ㋐ 〗における見方・考え方を働かせ,外国語による聞くこと,〖 ㋑ 〗こと,話すこと,〖 ㋒ 〗ことの〖 ㋓ 〗を通して,コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
〖 ㋐ 〗コミュニケーション〖 ㋑ 〗読む〖 ㋒ 〗書く〖 ㋓ 〗言語活動
(1)外国語の音声や文字,〖 ㋐ 〗,表現,〖 ㋑ 〗,言語の働きなどについて,日本語と外国語との〖 ㋒ 〗に気付き,これらの〖 ㋓ 〗を理解するとともに,読むこと,書くことに慣れ親しみ,聞くこと,読むこと,話すこと,書くことによる実際のコミュニケーションにおいて活用できる〖 ㋔ 〗な技能を身に付けるようにする。
(2)コミュニケーションを行う目的や〖 ㋕ 〗,状況などに応じて,身近で簡単な事柄について,聞いたり話したりするとともに,〖 ㋖ 〗で十分に慣れ親しんだ外国語の語彙や基本的な表現を〖 ㋗ 〗しながら読んだり,〖 ㋘ 〗を意識しながら書いたりして,自分の考えや気持ちなどを〖 ㋙ 〗ことができる基礎的な力を養う。
(3)外国語の背景にある〖 ㋚ 〗に対する理解を深め,〖 ㋛ 〗に配慮しながら,〖 ㋜ 〗に外国語を用いて〖 ㋝ 〗を図ろうとする態度を養う。
〖 ㋐ 〗語彙〖 ㋑ 〗文構造〖 ㋒ 〗違い〖 ㋓ 〗知識〖 ㋔ 〗基礎的
〖 ㋕ 〗場面〖 ㋖ 〗音声〖 ㋗ 〗推測〖 ㋘ 〗語順〖 ㋙ 〗伝え合う
〖 ㋚ 〗文化〖 ㋛ 〗他者〖 ㋜ 〗主体的〖 ㋝ 〗コミュニケーション
英語の目標
英語学習の特質を踏まえ,以下に示す,聞くこと,読むこと,話すこと[やり取り],話すこと[発表],書くことの五つの領域別に設定する目標の実現を目指した指導を通して,第1の(1)及び(2)に示す資質・能力を一体的に育成するとともに,その過程を通して,第1の(3)に示す資質・能力を育成する。
(1)聞くこと
ア ゆっくりはっきりと話されれば,〖 ㋐ 〗のことや〖 ㋑ 〗で簡単な事柄について簡単な語句や〖 ㋒ 〗を聞き取ることができるようにする。
イ ゆっくりはっきりと話されれば,〖 ㋓ 〗に関する身近で簡単な事柄について,具体的な〖 ㋔ 〗を聞き取ることができるようにする。
ウ ゆっくりはっきりと話されれば,日常生活に関する身近で簡単な事柄について,短い話の〖 ㋕ 〗を捉えることができるようにする。
〖 ㋐ 〗自分〖 ㋑ 〗身近〖 ㋒ 〗基本的な表現〖 ㋓ 〗日常生活〖 ㋔ 〗情報
〖 ㋕ 〗概要
(2)読むこと
ア 〖 ㋐ 〗で書かれた文字を識別し,その読み方を〖 ㋑ 〗することができるようにする。
イ 音声で十分に慣れ親しんだ〖 ㋒ 〗や基本的な表現の〖 ㋓ 〗が分かるようにする。
〖 ㋐ 〗活字体〖 ㋑ 〗発音〖 ㋒ 〗簡単な語句〖 ㋓ 〗意味
(3)話すこと[やり取り]
ア 基本的な表現を用いて指示,〖 ㋐ 〗をしたり,それらに応じたりすることができるようにする。
イ 〖 ㋑ 〗に関する身近で簡単な事柄について,自分の考えや気持ちなどを,簡単な語句や〖 ㋒ 〗を用いて〖 ㋓ 〗ことができるようにする。
ウ 自分や〖 ㋔ 〗のこと及び〖 ㋕ 〗の物に関する事柄について,簡単な語句や基本的な表現を用いてその場で〖 ㋖ 〗をしたり〖 ㋖ 〗に答えたりして,伝え合うことができるようにする。
〖 ㋐ 〗依頼〖 ㋑ 〗日常生活〖 ㋒ 〗基本的な表現〖 ㋓ 〗伝え合う〖 ㋔ 〗相手
〖 ㋕ 〗身の回り〖 ㋖ 〗質問
(4)話すこと[発表]
ア 〖 ㋐ 〗に関する身近で簡単な事柄について,簡単な語句や基本的な表現を用いて話すことができるようにする。
イ 〖 ㋑ 〗のことについて,〖 ㋒ 〗とする内容を整理した上で,簡単な語句や基本的な表現を用いて話すことができるようにする。
ウ 〖 ㋓ 〗で簡単な事柄について,伝えようとする内容を〖 ㋔ 〗した上で,自分の考えや気持ちなどを,簡単な語句や基本的な表現を用いて話すことができるようにする。
〖 ㋐ 〗日常生活〖 ㋑ 〗自分〖 ㋒ 〗伝えよう〖 ㋓ 〗身近〖 ㋔ 〗整理
(5)書くこと
ア 大文字,小文字を〖 ㋐ 〗で書くことができるようにする。また,〖 ㋑ 〗を意識しながら音声で十分に〖 ㋒ 〗簡単な語句や基本的な表現を〖 ㋓ 〗ことができるようにする。
イ 自分のことや身近で簡単な事柄について,〖 ㋔ 〗を参考に,音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を用いて書くことができるようにする。
〖 ㋐ 〗活字体〖 ㋑ 〗語順〖 ㋒ 〗慣れ親しんだ〖 ㋓ 〗書き写す〖 ㋔ 〗例文
内容
〔第5学年及び第6学年〕
〔知識及び技能〕
(1)英語の特徴やきまりに関する事項
実際に英語を用いた① を通して,次に示す言語材料のうち,1に示す五つの領域別の目標を達成するのにふさわしいものについて理解するとともに,言語材料と① とを効果的に関連付け,実際の② において活用できる技能を身に付けることができるよう指導する。
ア 音声
次に示す事項のうち基本的な語や句,文について取り扱うこと。
(ア)現代の① な発音
(イ)語と語の② による音の変化
(ウ)語や句,文における基本的な③
(エ)文における基本的な④
(オ)文における基本的な⑤
イ 文字及び符号
(ア)活字体の大文字,小文字
(イ)終止符や① ,② などの基本的な符号
ウ 語,連語及び慣用表現
(ア)1に示す五つの領域別の目標を達成するために必要となる,第3学年及び第4学年において第4章外国語活動を履修する際に取り扱った語を含む600 ~ 700 語程度の語
(イ)連語のうち,get up,① などの活用頻度の高い基本的なもの
(ウ)慣用表現のうち,excuse me,I see,② ,thank you,you’re welcomeなどの活用頻度の高い基本的なもの
エ 文及び文構造
次に示す事項について,日本語と英語の① の違い等に気付かせるとともに,基本的な表現として,意味のある文脈でのコミュニケーションの中で繰り返し触れることを通して活用すること。
(ア)文
a 単文
b 肯定,否定の② 文
c 肯定,否定の③ 文
d 疑問文のうち,be 動詞で始まるものや助動詞(can,do など)で始まるもの,④ 詞(who,what,when,where,why,how)で始まるもの
e ⑤ 詞のうち,I,you,he,she などの基本的なものを含むもの
f 動名詞や⑥ 形のうち,活用頻度の高い基本的なものを含むもの
(イ)文構造
a [主語+動詞]
b [主語+動詞+⑦ ]のうち,
主語+be 動詞+[(名詞)・(代名詞)・(形容詞)]
c [主語+動詞+⑧ ]のうち,
主語+動詞+[(名詞)・(代名詞)]
〔思考力,判断力,表現力等〕
(2)情報を整理しながら考えなどを形成し,英語で表現したり,伝え合ったりすることに関する事項
具体的な課題等を設定し,コミュニケーションを行う目的や場面,状況などに応じて,情報を整理しながら考えなどを形成し,これらを表現することを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 身近で簡単な事柄について,伝えようとする内容を① した上で,簡単な語句や基本的な表現を用いて,自分の考えや② などを伝え合うこと。
イ 身近で簡単な事柄について,③ で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を④ しながら読んだり,⑤ を意識しながら書いたりすること。
(3)言語活動及び言語の働きに関する事項
① 言語活動に関する事項
(2)に示す事項については,(1)に示す事項を活用して,例えば,次のような言語活動を通して指導する。
ア 聞くこと
(ア)自分のことや① など,身近で簡単な事柄について,簡単な語句や基本的な表現を聞いて,それらを表す② や写真などと結び付ける活動。
(イ)日付や時刻,③ などを表す表現など,日常生活に関する身近で簡単な事柄について,具体的な④ を聞き取る活動。
(ウ)⑤ や家族,学校生活など,身近で簡単な事柄について,簡単な語句や基本的な表現で話される短い⑥ や説明を,イラストや⑦ などを参考にしながら聞いて,必要な情報を得る活動。
イ 読むこと
(ア)活字体で書かれた文字を見て,どの文字であるかやその文字が大文字であるか小文字であるかを① する活動。
(イ)活字体で書かれた文字を見て,その読み方を適切に② する活動。
(ウ)日常生活に関する身近で簡単な事柄を内容とする掲示や③ などから,自分が必要とする④ を得る活動。
(エ)音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を,⑤ などの中から識別する活動。
ウ 話すこと[やり取り]
(ア)初対面の人や知り合いと① を交わしたり,相手に指示や② をして,それらに応じたり③ する活動。
(イ)日常生活に関する身近で簡単な事柄について,自分の考えや気持ちなどを伝えたり,簡単な④ をしたり④ に答えたりして伝え合う活動。
(ウ)自分に関する簡単な⑤ に対してその場で答えたり,相手に関する簡単な⑤ をその場でしたりして,短い⑥ をする活動。
エ 話すこと[発表]
(ア)時刻や日時,① など,日常生活に関する身近で簡単な事柄を話す活動。
(イ)簡単な語句や基本的な表現を用いて,自分の② や得意なことなどを含めた③ をする活動。
(ウ)簡単な語句や基本的な表現を用いて,学校生活や④ に関することなど,身近で簡単な事柄について,自分の⑤ や気持ちなどを話す活動。
オ 書くこと
(ア)文字の読み方が① されるのを聞いて,活字体の大文字,小文字を書く活動。
(イ)相手に伝えるなどの② をもって,身近で簡単な事柄について,③ で十分に慣れ親しんだ簡単な語句を④ 活動。
(ウ)相手に伝えるなどの目的をもって,語と語の⑤ に注意して,身近で簡単な事柄について,音声で十分に慣れ親しんだ基本的な表現を書き写す活動。
(エ)相手に伝えるなどの目的をもって,名前や⑥ ,趣味,⑦ など,自分に関する簡単な事柄について,音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を用いた⑧ の中から言葉を選んで書く活動。
② 言語の働きに関する事項
言語活動を行うに当たり,主として次に示すような言語の使用場面や言語の働きを取り上げるようにする。
ア 言語の使用場面の例
(ア)児童の身近な暮らしに関わる場面
・ 家庭での生活 ・ 学校での学習や活動
・ 地域の行事 など
・① での生活
例1 A: What time do you get up?
B: I usually get up at six.
例2 A: Do you like soccer?
B: Yes, I do. I like playing soccer. What do you like?
A: I like fishing. I enjoy it on Sundays.
・学校での② や活動
例1 A: Do you have Japanese class on Wednesdays?
B: Yes, I do. (No, I donʼt. I have math on Wednesdays.)
例2 A: What is your best memory in your school life?
B: My best memory is our school trip. We went to Okinawa.
It was exciting.
・地域の③
例1 A: Letʼs go to the summer festival.
B: Yes, letʼs. (Iʼm sorry. I canʼt.)
例2 A: I like my town. We have a big park. We donʼt have a gym. I want
a gym.
(イ)特有の表現がよく使われる場面
・ 挨拶 ・ 自己紹介 ・ 買物
・ 食事 ・ 道案内 ・ 旅行 など
・①
例1 A: Good morning, everyone.
B: Good morning, (Ms. Komatsu).
例2 A: Hello, (Takeshi). How are you?
B: Iʼm fine, thank you. How are you?
・②
例1 A: Hello, my name is ( ). Nice to meet you.
B: Hello, my name is ( ). Nice to meet you, too.
例2 A: Hi, Iʼm ( ). Iʼm from Brazil.
I like soccer.
B: Oh, you can play soccer very well.
・③
例1 客 : How much is the bag?
店員: Itʼs nine hundred yen.
例2 店員: What fruits do you want?
客 : I want apples and bananas.
・④
例1 A: What would you like?
B: Iʼd like pizza.
例2 A: How much is it?
B: Itʼs two hundred yen.
・⑤
例1 A: Where is the treasure box?
B: Go straight. Turn left. You can see a house. Itʼs in the house.
例2 A: Where is the park?
B: Go straight for three blocks. Turn right.
You can see it on your right.
イ 言語の働きの例
(ア)コミュニケーションを円滑にする
・ 挨拶をする ・ 呼び掛ける ・ 相づちを打つ
・ 聞き直す ・ 繰り返す など
・① をする
例1 Good morning.
例2 Good afternoon.
・②
例1 Hello, Ken.
例2 Excuse me.
・③
例1 A: I want to be a vet.
B: Oh, I see.
例2 A: He is a good baseball player.
B: Right.
・④
例1 Sorry?
例2 A: I always wash the dishes.
B: Always?
・⑤
例1 A: I have a dog.
B: Oh, a dog.
例2 A: I went to Osaka.
B: Osaka. I see.
(イ)気持ちを伝える
・ 礼を言う ・ 褒める ・ 謝る など
・① を言う
例1 Thank you very much.
例2 Thanks.
・②
例1 Great.
例2 Good job.
・③
例1 Sorry.
例2 Iʼm sorry.
(ウ)事実・情報を伝える
・ 説明する ・ 報告する ・ 発表する など
・① する
例1 This is my favorite place.
例2 She is a good tennis player.
・② する
例1 She can play volleyball well.
例2 We went to Kyoto.
・③ する
例1 This is my hero. He is my brother.
例2 My best memory is our school trip. We went to Nara.
(エ)考えや意図を伝える
・ 申し出る ・ 意見を言う ・ 賛成する
・ 承諾する ・ 断る など
・①
例1 May I help you?
例2 Itʼs my turn.
・② を言う
例1 I want to watch wheelchair basketball on TV
例2 It is exciting.
・③ する
例1 Yes, letʼs.
例2 Thatʼs a good idea.
・④ する
例1 A: Letʼs play baseball.
B: O.K.
例2 A: I want to play basketball.
B: Me, too.
・⑤
例1 A: May I help you?
B: No, thank you.
例2 A: Letʼs play basketball.
B: Sorry. I canʼt play basketball.
(オ)相手の行動を促す
・ 質問する ・ 依頼する ・ 命令する など
・① する
例1 A: What sport do you like?
B: I like soccer.
例2 A: Can you sing well?
B: Yes, I can.
・② する
例1 Come here, please.
例2 Iʼd like spaghetti.
・③ する
例1 Go straight.
例2 Turn right at the third corner.
指導計画の作成と内容の取扱い
(1)指導計画の作成上の配慮事項
(1)指導計画の作成に当たっては,第3学年及び第4学年並びに中学校及び高等学校における指導との① に留意しながら,次の事項に配慮するものとする。
ア 単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,児童の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,② な課題等を設定し,児童が外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせながら,コミュニケーションの③ や場面,状況などを意識して活動を行い,英語の音声や語彙,④ などの知識を,⑤ つの領域における実際のコミュニケーションにおいて活用する学習の充実を図ること。
イ 学年ごとの目標を適切に定め,① 学年間を通じて外国語科の目標の実現を図るようにすること。
ウ 実際に英語を使用して互いの考えや気持ちを伝え合うなどの① を行う際は,2の(1)に示す言語材料について理解したり練習したりするための指導を必要に応じて行うこと。また,第3学年及び第4学年において第4章外国語活動を履修する際に扱った簡単な語句や基本的な表現などの学習内容を② 指導し定着を図ること。
エ 児童が英語に多く触れることが期待される英語学習の① を踏まえ,必要に応じて,特定の事項を取り上げて第1章総則の第2の3の(2)のウの(イ)に掲げる指導を行うことにより,指導の② を高めるよう工夫すること。このような指導を行う場合には,当該指導の③ やそれを関連付けて指導を行う事項との関係を明確にするとともに,単元など内容や時間のまとまりを見通して,資質・能力が④ 育成されるよう計画的に指導すること。
オ ① で扱う題材は,児童の興味・関心に合ったものとし,国語科や音楽科,図画工作科など,他の教科等で児童が学習したことを活用したり,② で扱う内容と関連付けたりするなどの工夫をすること。
カ 障害のある児童などについては,学習活動を行う場合に生じる① に応じた指導内容や指導方法の工夫を計画的,② に行うこと。
キ 学級担任の教師又は外国語を担当する教師が① を作成し,授業を実施するに当たっては,② や英語が堪能な③ などの協力を得る等,指導体制の充実を図るとともに,指導方法の工夫を行うこと。
(2) 内容の取扱い
(2)2の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 2の(1)に示す言語材料については,平易なものから難しいものへと① に指導すること。また,児童の② に応じて,聞いたり読んだりすることを通して意味を理解できるように指導すべき事項と,話したり書いたりして③ できるように指導すべき事項とがあることに留意すること。
イ 音声指導に当たっては,日本語との① に留意しながら,発音練習などを通して2の(1)のアに示す言語材料を指導すること。また,音声と② とを関連付けて指導すること。
ウ 文や文構造の指導に当たっては,次の事項に留意すること。
(ア)児童が日本語と英語との① 等の違いや,関連のある文や文構造の② を認識できるようにするために,効果的な指導ができるよう工夫すること。
(イ)文法の用語や用法の指導に偏ることがないよう配慮して,言語活動と効果的に関連付けて指導すること。
エ 身近で簡単な事柄について,友達に質問をしたり質問に答えたりする力を育成するため,① ・ワーク,② ・ワークなどの学習形態について適宜工夫すること。その際,他者とコミュニケーションを行うことに課題がある児童については,個々の児童の③ に応じて指導内容や指導方法を工夫すること。
オ 児童が身に付けるべき資質・能力や児童の実態,教材の内容などに応じて,① やコンピュータ,情報通信ネットワーク,教育機器などを有効活用し,児童の興味・関心をより高め,指導の② や言語活動の更なる充実を図るようにすること。
カ 各単元や各時間の指導に当たっては,① を行う目的,場面,状況などを明確に設定し,言語活動を通して育成すべき資質・能力を明確に示すことにより,児童が学習の② を立てたり,③ することができるようにすること。
(3) 教材選定の観点
(3)教材については,次の事項に留意するものとする。
ア 教材は,聞くこと,読むこと,話すこと[やり取り],話すこと[発表],書くことなどのコミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を① に育成するため,1に示す五つの領域別の目標と2に示す内容との関係について,単元など内容や時間のまとまりごとに各教材の中で明確に示すとともに,実際の言語の② や言語の働きに十分配慮した題材を取り上げること。
イ 英語を使用している人々を中心とする世界の人々や日本人の① ,風俗習慣,物語,地理,歴史,伝統文化,自然などに関するものの中から,児童の発達の段階や興味・関心に即して適切な題材を変化をもたせて取り上げるものとし,次の観点に配慮すること。
(ア)多様な考え方に対する理解を深めさせ,公正な② を養い豊かな心情を育てることに役立つこと。
(イ)我が国の③ や,英語の背景にある③ に対する関心を高め,理解を深めようとする態度を養うことに役立つこと。
(ウ)広い視野から④ を深め,国際社会と向き合うことが求められている我が国の一員としての⑤ を高めるとともに,⑥ の精神を養うことに役立つこと。
1 外国語科においては,① を履修させることを原則とすること。
2 第1章総則の第1の2の(2)に示す道徳教育の目標に基づき,道徳科などとの関連を考慮しながら,第3章特別の教科道徳の第2に示す内容について,外国語科の② に応じて適切な指導をすること。