腹部エコー(超音波)検査についてのQ&A~よくある質問集~

以下の『よくある質問(Q&A)』は、本サイトの記事の中から尋ねられそうな項目を集めてまとめたものです。一部本文と重複しています。ご了承ください。

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もくじ

よくある質問『エコー検査を受ける』編

Q1.超音波とは?

A.人間の耳で聞き取ることのできる音域は、約20~20,000Hzとされています。
これより高い周波数の音を超音波と呼んでいます。

Q2.超音波(エコー)検査とは?

A.超音波ビームを体(対象の臓器)にあてて反射してきた超音波を解析し白黒の画像をつくります。
その画像より超音波上の診断をする検査です。

Q3.人体に何か影響はあるの?

A.超音波は、(現在)人体にはまったく影響がないとされています。(安全性の高い検査)

Q4.なぜ、検査の前に食事制限(絶食)が必要なの?

A①.エコー検査の前に食事を摂ると消化管ガスが発生して胃の下(背中)側にある膵臓などが見えにくくなってしまうことがあるからです。

A②.食事によって胆汁が分泌され、胆嚢が収縮し(しぼんで)、胆嚢内部の観察が不十分になることがあるからです。(胆石や胆嚢ポリープなどの見落としの原因になることがあります。)

Q5.食事制限(絶食)はいつから?

A.(以下は目安です。施設によって異なることがありますので受診される施設で必ずご確認ください。)

 午前予約の場合 
検査前日の午後9時以降から絶食します。

 午後予約の場合
検査前およそ5~6時間以上絶食します。

・欠かすことのできない薬は内服しても構いません。
※必ず受診される施設にてご相談ください。

・水やお茶は少量ならば飲んでも構いません。(脂肪を含む飲料は摂取しない。)
※必ず受診される施設の指示に従ってください。

Q6.検査の所要時間は?

A.検査の内容にもよりますが、10~15分程度です。

Q7.検査の費用は?

A.腹部エコー検査にかかる料金は5,300円(3割負担の場合は、1,590円)です。
※施設によって異なることがありますので事前にご確認ください。

Q8.検査で何がわかるの?

A.おもに以下のことがわかります。

○臓器の性状・サイズ・位置。

○臓器内部や外部の占拠性病変(腫瘍など)の有無。

○体腔内の液体成分の有無。(胸水・腹水・血腫など。)

○大動脈・下大(かだい)静脈など血管の様子。

ただし検査する人のスキル(技術・知識・経験など)によって、検査から収集できる情報量や解釈に差が出ます。

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Q9.検査中、痛みはあるの?

A.お腹を押さえるので圧迫感はありますが、ほとんどの場合、痛みはありません。

Q10.検査前にタバコは吸っていいの?

A.特に影響ありません。
受診される施設で必ずご確認ください。

Q11.観察(検査)する臓器は?

A.肝臓(かんぞう)、胆嚢(たんのう)、膵臓(すいぞう)、脾臓(ひぞう)、腎臓(じんぞう)、消化管[胃(い) 小腸(しょうちょう) 結腸(けっちょう)など]、膀胱(ぼうこう)、前立腺(ぜんりつせん)、卵巣(らんそう)、子宮(しきゅう)など。

※施設によって異なります。

Q12.どのような服装がいいの?

A.お腹を出しやすい(脱ぎやすい)服装が好ましい。
出来れば上下が分かれた洋服がいいでしょう。
ワンピースやジャンプスーツなどは避けましょう。

Q13.検査後、お風呂に入ってもいいの?

A.特に問題はありません。

Q14.腹部エコー検査の前夜、お酒は飲んで良いの?

A.控えましょう。
受診される施設でご確認ください。

bechi
(心の声)誤解を恐れずに言うと相当量のアルコールを摂取しない限り、1日の飲酒の影響でエコー像が変化するとは考えにくい。
しかしより正確な検査結果を得るためには、控えるべきでしょう。

Q15.検査結果はいつわかるの?

A.診察時に医師より結果説明があります。(当日または後日)
受診される施設でご確認ください。

Q16.超音波検査をするとき、どうしてゼリーみたいな液体を塗るの?

A.おもにふたつの理由があります。
①空気の混入を避けて,プローブと体内の間を音波が伝わり易くするようにしています。
②ゼリーを塗ることでプローブの体表面上での滑りを良くして操作し易くする働きがあります。

参考・引用サイト:社団法人 日本音響学会

Q17.検査の時間が長いのは、どこか悪いから?

A.検査時間が長いからといって一概に「異常!」とは言えません。 いろいろな事情があります。

おもな原因は?

・肥満などで見えにくい。

・消化管ガスが多くて見えづらい。

・検査担当者がエコー初心者。(経験不足)

・所見が多い。(良い悪いにかかわらず)

・判断の難しい病変がある。(良い悪いにかかわらず)

・見づらい病変がある。(肝硬変など)

・息止めや体位変換が困難。(意識がない場合も含む。)

など

よくある質問『エコー検査でわかる疾患』編

Q1.脂肪肝(しぼうかん)とは?

A.肝臓に脂肪が過剰にたまった状態です。

Q2.肝嚢胞(かんのうほう)とは?

A.肝内に液体の溜まった袋ができる病気です。
ほとんどが良性であり基本的に治療の必要性はありません。

Q3.肝硬変(かんこうへん)とは?

A.肝臓が飲酒やウイルス性肝炎などによって持続的に傷み続けていった末の姿です。

Q4.胆嚢結石(たんのうけっせき)または胆石(たんせき)とは?

A.胆嚢内にできた結石のことです。

Q5.胆嚢ポリープ (たんのうポリープ)とは?

A.胆嚢の内側にできる隆起性(盛り上がり)病変です。
(一般的に1㎝未満の場合、経過観察。)

Q6.胆嚢腺筋腫症(たんのうせんきんしゅしょう)とは?

A.胆嚢の壁がびまん性(全体的)または限局的に厚くなることを特徴とする病気です。

Q7.胆管結石(たんかんけっせき)とは?

A.胆管内にできた結石のことです。
(胆管炎などの原因となる。)

Q8.膵嚢胞(すいのうほう)とは?

A.膵内に液体の溜まった袋ができる病気です。
経過観察や精密検査が必要な場合があります。

Q9.膵石 (すいせき)とは?

A.膵実質や膵管内にできた結石のことです。
慢性膵炎の方に多く見られます。

Q10.脾腫(ひしゅ)とは?

A.脾臓が腫れた状態です。
いろいろな病気で起こります。

Q11.副脾(ふくひ)とは?

A.脾臓の近くに存在する腫瘤で(脾臓と)同じ働きをする組織です。

Q12.腎嚢胞(じんのうほう)とは?

A.腎臓内に液体の溜まった袋ができる病気です。
ほとんどが良性であり基本的に治療の必要性はありません。

Q13.腎結石(じんけっせき)とは?

A.腎臓にできた結石のことです。時に尿管に詰まって水腎症をきたします。

Q14.水腎症(すいじんしょう)とは?

A.腎臓で作られた尿は腎盂(じんう)から細い管(尿管)を伝わって膀胱に流れ込みますが,その通り道が何らかの原因で拡張した状態を水腎症と呼びます。(日本小児外科学会ホームページより引用。)

Q15.腸閉塞( ちょうへいそく)とは?

A.種々の原因により腸管内容物の通過が障害された状態です。
直ちに治療を要する病気です。

Q16.腹部大動脈瘤(ふくぶだいどうみゃくりゅう)とは?

A.腹部大動脈壁の一部がもろくなって拡張(こぶ状、紡錘状に)した状態です。

Q17.胸水(きょうすい)とは?

A.炎症や臓器の疾患などにより胸膜腔内にたまった液体です。

Q18.腹水(ふくすい)とは?

A.炎症や臓器の疾患などにより腹腔内にたまった液体です。

すべての場合に当てはまるものではありません。

本記事のみで判断せず、必ず受診される各施設や担当医師に直接おたずねくださいませ。

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