概要
◐◑筆記試験と口述試験がおこなわれる科目です。
◐ 筆記試験☞配点(20点/220点)
○出題形式は穴埋め(記述)・正誤・選択問題です。
◑ 口述試験☞配点(10点/40点)
○5問質問されます。(平成28年)
○試験の範囲は筆記試験と同様です。
手引き おもな用語や定義など
●法の目的について
☞この法律は、船舶職員として船舶に乗り組ませるべき者の資格並びに小型船舶操縦者として小型船舶に乗船させるべき者の資格及び遵守事項等を定め、もつて船舶の航行の安全を図ることを目的とする。
◉適用除外☞
①櫓櫂のみをもって運転する舟
②係留船
③被えいはしけ
④長さ3メートル未満で推進機関の出力が1.5キロワット未満である船舶 ほか
○海技免状(操縦免許証)の失効再交付(更新)などを申請する際の提出書類について。
☞登録海技免状失効再交付講習の修了証明書、海技士身体検査証明書、手数料納付書など
○限定の種類について
・海技免許☞履歴限定、機関限定ほか
・操縦免許☞技能限定、設備等限定
○乗組み基準の特例について
☞船舶が特殊の構造又は装置を有していることなどほか3つ。
◯操縦免許証(海技免状)の有効期間
☞5年
◯海技免許講習について
☞消火講習、救命講習など。
◯特定操縦免許の取得要件
☞操縦試験に合格し、かつ小型旅客安全講習課程を修了した者。
◯救命胴衣の着用について
☞航行中の特殊小型船舶に乗船している場合ほか3つ。
◯免許と年齢について
◯事例問題
☞乗船期間の計算(最短乗船期間の比例)について
◯海技免状の有効期間の更新に必要な乗船履歴について
◉小型船舶操縦者の遵守事項について
平成28年7月1日より、船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則の一部改正により、小型船舶操縦者の遵守事項に係る行政処分及び再教育講習制度が変わりました。 |
平成30年2月1日より、船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則の一部改正により、すべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化いたします。 |
航行の安全のため、小型船舶の船長が遵守しなければならない事項が次のとおり規定されていますので、必ず守りましょう。
※ 前記遵守事項の1から6に掲げる事項の違反をし、一定の基準に達した場合には、6月以内の業務停止等の行政処分を受けることとなる場合があります。なお、再教育講習を受講すると、この行政処分が免除又は軽減されることになります。
根拠法令:船舶職員及び小型船舶操縦者法第23条の36、船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則第134条から第138条
※出典:国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk10_000014.html)
☞一部編集、加工しています。
◯小型船舶操縦士の航行できる区域について
※出典:国土交通省ホームページ
◯法改正など
私の分析 得点皮算用
得点効率(獲得できる得点/労力)
★★★☆☆
過去問踏襲率
★★★☆☆
私の勉強法
◇過去問10年分。
◇筆記試験前から(少しずつ)口述試験の過去問に取り組んでおくといいと思います。
◇船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則の 改正等のチェックします。
使用書籍(参考サイト)
・国土交通省ホームページ
・法令データ提供システム
・海事代理士口述試験対策問題集 坂爪 靖氏
◇条文を繰り返し読みます。(条文多く困難)
◇本サイトに筆記試験と口述試験の練習問題があります。
参考書籍(参考サイト)
・国土交通省ホームページ
・法令データ提供システム
・海事代理士口述試験対策問題集/坂爪 靖氏
まとめ
◐(筆記試験)今の出題傾向であれば過去問を完璧にすれば6〜7割程度は確保できると思います。
◑(口述試験)過去問中心で6割は獲得できると思います。過去問にはないものが1〜2問出題される可能性があります。新問は筆記試験の範囲から出題されることもあるので口述試験の過去問だけでなく筆記試験の問題も口述形式で勉強しておくといいです。また法改正もチェックしておく必要があります。
※筆記試験の過去問を一通りしてからは口述試験の過去問と並行して勉強するといいと思います。意外に力がつくし、筆記試験合格後の口述試験に有利な状態で臨めるという利点もあります。
筆記試験
目標点 15/20点
口述試験
参考(作者の自己採点)
平成28年筆記試験
☞レベル2まで遂行
筆記試験17/20点 口述試験6/10点
※例年との難易度比較(例年並み)