この記事はフィクションであり、実在する、人物・臓器・医療機器とは一切関係ありません。
検査担当は、もちろんbechi。
患者情報
○患者
WMさん(痩せている)
○性別
🚺
○年齢
82歳
○臨床経過/検査の目的
・腹部膨満感
○エコー写真
右肋間走査:肝臓と胆嚢
所見
bechi
胆嚢底部の壁が弧状に石灰化している。音響陰影の影響で胆嚢内腔は明らかではない。
シェーマ
超音波診断
bechi
陶器(磁器)様胆嚢 [porcelain gallbladder|china gallbladder]の疑い。
杉田医師
うむ。
杉田医師
陶器様胆嚢とは
・慢性胆嚢炎が進行して胆嚢壁が石灰化した状態(胆嚢壁に広範な石灰化をきたし、外観上及び硬度が陶器様に変化した病変と定義されている)。
・陶器様胆嚢は癌のリスクが高いと考えられている。
次回は
bechiの腹部エコー検査録5(69歳男性)