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教科の目標
小学校の総合的な学習の時間の目標は,以下のとおりである。
〖 ㋐ 〗な見方・考え方を働かせ,〖 ㋑ 〗・総合的な学習を行うことを通して,よりよく〖 ㋒ 〗を解決し,〖 ㋓ 〗を考えていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
〖 ㋐ 〗探究的〖 ㋑ 〗横断的〖 ㋒ 〗課題〖 ㋓ 〗自己の生き方
(1) 〖 ㋐ 〗な学習の過程において,課題の解決に必要な〖 ㋑ 〗及び技能を身に付け,課題に関わる〖 ㋒ 〗を形成し,〖 ㋓ 〗な学習のよさを理解するようにする。
(2) 実社会や〖 ㋔ 〗の中から問いを見いだし,自分で〖 ㋕ 〗を立て,〖 ㋖ 〗を集め,整理・〖 ㋗ 〗して,まとめ・〖 ㋘ 〗することができるようにする。
(3) 探究的な学習に〖 ㋙ 〗・〖 ㋚ 〗に取り組むとともに,互いのよさを生かしながら,積極的に社会に〖 ㋛ 〗しようとする態度を養う。
〖 ㋐ 〗探究的〖 ㋑ 〗知識〖 ㋒ 〗概念〖 ㋓ 〗探究的〖 ㋔ 〗実生活
〖 ㋕ 〗課題〖 ㋖ 〗情報〖 ㋗ 〗分析〖 ㋘ 〗表現〖 ㋙ 〗主体的
〖 ㋚ 〗協働的〖 ㋛ 〗参画
目標の趣旨
総合的な学習の時間の特質に応じた学習の在り方
(1) 探究的な見方・考え方を働かせる
児童は,
①① や社会に目を向けた時に湧き上がってくる疑問や関心に基づいて,自ら② を見付け,
②そこにある具体的な問題について③ を収集し,
③その③ を整理・④ したり,知識や技能に結び付けたり,考えを出し合ったりしながら問題の解決に取り組み,
④明らかになった考えや意見などをまとめ・⑤ し,そこからまた⑥ 課題を見付け,更なる問題の解決を始めるといった学習活動を⑦ 的に⑧ いく。
要するに探究的な学習とは,物事の本質を探って見極めようとする一連の知的営みのことである。
(2) 横断的・総合的な学習を行う
① ・総合的な学習を行うというのは,この時間の学習の対象や領域が,② の教科等に留まらず,① ・総合的でなければならないことを表している。
言い換えれば,この時間に行われる学習では,教科等の③ を超えて探究する価値のある課題について,各教科等で身に付けた資質・能力を活用・④ しながら解決に向けて取り組んでいくことでもある。
総合的な学習の時間では,各学校が目標を実現するにふさわしい⑤ を設定することになる。それは,例えば,⑥ ,情報,環境,福祉・健康などの現代的な諸課題に対応する課題,地域や学校の特色に応じた課題,児童の興味・関心に基づく課題などである。
(3) よりよく課題を解決し,自己の生き方を考えていく
総合的な学習の時間に育成する資質・能力については,よりよく課題を解決し,① を考えていくためと示されている。このことは,この時間における資質・能力は,② を解決するためのものであり,またそれを通して,① を考えることにつながるものでなければならないことを明示している。
ここに見られるのは,課題を解決する中で資質・能力を育成する一方,課題の解決には一定の資質・能力が必要となるという③ 的な関係である。
よりよく課題を解決するとは,解決の④ がすぐには明らかにならない課題や,⑤ の正解が存在しない課題などについても,自らの知識や技能等を⑥ に働かせて,目前の具体的な課題を粘り強く⑦ し解決しようとすることである。身近な社会や人々,自然に直接関わる学習活動の中で,課題を解決する力を育てていくことが必要になる。こうしたよりよく課題を解決する資質・能力は,⑧ しながらも新しい未知の課題に対応することが求められる時代において,欠かすことのできない資質・能力である。
自己の生き方を考えることは,次の三つで考えることができる。
一つは,人や社会,自然との関わりにおいて,自らの生活や行動について考えていくことである。社会や自然の⑨ として,何をすべきか,どのようにすべきかなどを考えることである。また,これは低学年における⑩ の学習の特質からつながってくる部分でもある。
二つは,自分にとっての学ぶことの意味や⑪ を考えていくことである。取り組んだ学習活動を通して,自分の考えや意見を深めることであり,また,学習の有用感を味わうなどして学ぶことの意味を⑫ することである。
そして,これら二つを生かしながら,学んだことを現在及び将来の① につなげて考えることが三つ目である。学習の成果から⑬ や⑭ をもち,自分のよさや可能性に気付き,自分の人生や将来について考えていくことである。
各学校において定める目標
各学校においては,第1の① を踏まえ,各学校の総合的な学習の時間の目標を定める。
各学校において定める内容
各学校においては,第1の① を踏まえ,各学校の総合的な学習の時間の内容を定める。
各学校においては,第1の① を踏まえ,各学校の総合的な学習の時間の内容を定めることが求められている。総合的な学習の時間では,各教科等のように,どの学年で何を指導するのかという内容を学習指導要領に② していない。これは,各学校が,第1の① の趣旨を踏まえて,地域や学校,児童の実態に応じて,③ を生かした内容を定めることが期待されているからである。
指導計画の作成と内容の取扱い
指導計画作成上の配慮事項
1 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
(1) 年間や,単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,児童の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,児童や学校,地域の実態等に応じて,児童が① な見方・考え方を働かせ,教科等の枠を超えた横断的・② な学習や児童の興味・関心等に基づく学習を行うなど③ を生かした教育活動の充実を図ること。
(2) 全体計画及び① の作成に当たっては,学校における② との関連の下に,目標及び内容,学習活動,指導方法や指導体制,学習の③ の計画などを示すこと。
(3) 他教科等及び総合的な学習の時間で身に付けた資質・能力を相互に関連付け,学習や生活において生かし,それらが① に働くようにすること。その際,② 能力,情報活用能力など全ての学習の基盤となる資質・能力を重視すること。
(4) 他教科等の目標及び内容との① に留意しつつ,第1の目標並びに第2の各学校において定める目標及び内容を踏まえた適切な学習活動を行うこと。
(5) 各学校における総合的な学習の時間の① については,各学校において適切に定めること。
(6) 障害のある児童などについては,学習活動を行う場合に生じる困難さに応じた指導内容や① の工夫を計画的,② に行うこと。
(7) 第1章総則の第1の2の (2) に示す道徳教育の目標に基づき,道徳科などとの関連を考慮しながら,第3章特別の教科道徳の第2に示す内容について,総合的な学習の時間の① に応じて適切な指導をすること。
内容の取扱いについての配慮事項
(1) 第2の① において定める目標及び内容に基づき,児童の② に応じて教師が適切な指導を行うこと。
(2) 探究的な学習の過程においては,他者と① して課題を解決しようとする学習活動や,言語により分析し,まとめたり② したりするなどの学習活動が行われるようにすること。その際,例えば,③ する,分類する,関連付けるなどの考えるための技法が活用されるようにすること。
(3) 探究的な学習の過程においては,コンピュータや情報通信ネットワークなどを適切かつ効果的に活用して,情報を収集・整理・① するなどの学習活動が行われるよう工夫すること。その際,コンピュータで② を入力するなどの学習の基盤として必要となる③ の基本的な操作を習得し,情報や③ を④ に選択し活用できるよう配慮すること。
(4) 自然体験や① 活動などの社会体験,ものづくり,生産活動などの② 活動,観察・実験,見学や調査,発表や討論などの学習活動を積極的に取り入れること。
(5) ① 活動については,第1の目標並びに第2の各学校において定める目標及び内容を踏まえ,探究的な学習の過程に適切に位置付けること。
(6)① 学習や異年齢集団による学習などの多様な学習形態,② の協力も得つつ,全教師が一体となって指導に当たるなどの指導体制について工夫を行うこと。
(7) ① の活用,他の学校との連携,公民館,図書館,博物館等の② 施設や② 関係団体等の各種団体との連携,地域の教材や学習環境の積極的な活用などの工夫を行うこと。
(8) ① に関する学習を行う際には,探究的な学習に取り組むことを通して,諸外国の生活や文化などを体験したり調査したりするなどの学習活動が行われるようにすること。
(9) 情報に関する学習を行う際には,探究的な学習に取り組むことを通して,情報を① ・整理・発信したり,情報が② や社会に与える影響を考えたりするなどの学習活動が行われるようにすること。第1章総則の第3の1の (3) のイに掲げる③ を体験しながら④ を身に付けるための学習活動を行う場合には,③ を体験することが,探究的な学習の過程に適切に位置付くようにすること。